備忘録

感情をとどめておきたいことを綴ります。

3月12日に想うこと

あの発表から1年。V6への想いをきちんと文章化するには今日しかないと思い、ブログまで開設してしまった。とにかく自分の中で気持ちの整理をするために書きなぐっていこうと思います。

2021年3月12日のこと

その日はROTの放送もあったため、今日もV6を楽しみに仕事がんばろ♪と思いながら目の前の仕事に打ち込んでおり、お知らせメールに気づかず過ごしてたところ、仲のいい先輩から呼び止められ、その発表のことを聞かされた。

最初は何かのドッキリかと思い、「またまた~、そんな冗談やめてくださいよ~!」と流そうと思ったらニュースを突き付けられ、その場で泣き崩れ、先輩方に大分迷惑をかけたなあ。

あまりにも私が泣きじゃくるので、「でもほら!上の三人は残るんだって!!」と慰めの言葉をかけてくださったのに「6人じゃないとだめなんです、あの6人だから好きなんです」と大泣きしながら反論したの、申し訳なさでいっぱいだけど、それが心からの本音だったのだと、実感した出来事でもある。

ひとしきり泣いた後、一人になってLINEを開くと誕生日の時でもこんなに来ないだろうというくらいたくさんの友達からメッセージが来ていて、これは現実だと突き付けられた気持ちになったっけ。 

家に帰ってFCの報告動画をまた号泣しながら見て、15年ぶりくらいに母親からハグをされ、とにかく泣いて泣いて、大好きな彼らが決めたことだから受け入れて応援したい自分と、いやだよさみしいよ、お願いだから此処からいなくならないで、と駄々をこねる自分が大喧嘩をしていました。

そんな日に放送されたROTは見るのも怖かったけれど、そこには私の大好きないつもの6人がいて、安心したと同時にこの光景が見れるのもあと8か月もないのか、と物凄く恐ろしく思った。そして一瞬たりとも6人の姿を見逃しはしないぞ、と強く思った。

 

発表に至るまでのV6の活動について

発表が金曜日だったおかげで、土日はV6のことだけ考えて過ごせた。

いろんなことを反芻するうち、決断を下したあとの2020年のV6の在り方の端々から優しさを感じ、そのたびに涙を流した。

例えばネクジェネでV6に関する問題を募集していたのも、25周年記念というのももちろんあったと思うけど、思い出を振り返るためだったのかなあとか、youtubeにライブ映像やMVなどの公開をしてくれたこととか2020年に作られた曲の数々のこととか、全部がその決断を踏まえたうえで行われていたことだと思うと辛くもあり、誠実さを感じてよりV6のことが大好きになった。

私が一生忘れられないなと思うのは、ろくに寝れずに起きた土曜の朝、ベッドの中土砂降りを眺めながら聴いた『ただこのまま』。

あまりにも今の現状とぴったりすぎて、彼らの優しい歌声が沁みすぎて、朝から声を上げて泣いた。

長野くんの歌う「変わらないよ僕らずっと」が刺さりすぎて苦しかったなあ。

もうひとつ、『MUSIC FOR THE PEOPLE』を改めて聞いたときに、歌詞のすべてが今の現状を歌っているようで、今を見越して作った曲か!?と錯覚しながら号泣しちゃった。

「淋しくさせても許してくれ 飛ばなきゃならない自分の空」と26年歌い続けできた男たちの背中を押せるように、気持ちに折り合いをつけなければ、と思ったのをよく覚えています。

 

11月1日に向けて走り出したV6に置いて行かれないように必死だった日々

あのFC動画が最新のV6だった時期は本当につらくて早く笑顔の6人に会わせてくれ~と毎日思いながら必死に要望ハガキを書いていたのが懐かしいと思えるほど、エンジンをかけたV6はどんなときも『今がいちばんであること』を体現していた。

ツアーの発表もなかなか無くて、このままV6に会えずに人生を終えてしまうかもしれないと思うと胃が痛くて、ツアー発表の後も日々の感染者数を見て苦しい思いをいていたのも懐かしい。

最後だからといって、そんな素振りはほとんど見せず、今のV6が持っている魅力をたくさん見せてくれた。特に『雨』は、今まで見たことがない6人が凝縮されていて、いやこんなことまで出来るの?もっと見せてよ…とハチャメチャ情緒になった。

グッズの展開も本当に最高で、三宅健様に感謝しかないです。まさかメンバープロデュースのオードパルファムやネックレスまであるなんて思ってもいなくて嬉しかったなあ。他のグループのファンの友達からもV6のグッズのセンスがえぐいと言われ誇らしかった。私はなにもしていないのに。

そして11月1日以降もオタクが路頭に迷わないように、V-landという桃源郷のような空間を用意してくれたことは後世に語り継ぎたい。あの空間がなかったら、ロスがもっと激しかったと思う。スタンプだけでファンの方と意思の疎通が図れたのも楽しかったなあ。

正直V6のことを考えると辛くなってしまう時期もあったけど、それ以上の幸せを与えてくれたので、目を離さず、置いて行かれないように過ごすことができました。

 

3月12日に想うこと

1年前の今日は、今こんな気持ちで過ごせていると全く思っていなかった。

私にとってV6は生きる糧で、無いと生きていけない、もはや自分の半身のような存在。それを失う世界はどれだけ生き辛く、色褪せて見えてしまうのだろう、と恐怖すら抱いていたんだけど、3月15日のラヂオの「1番綺麗な形で大切な箱にしまう」という健君の言葉通り、これでもかというほどたくさんの愛をこめて、丁寧に箱にしまう様子を見せてくれたおかげで、今日も変わらずV6が大好きという気持ちを持ったまま生きています。V6が残してくれたたくさんの物に触れることで元気をもらえるし、それぞれがそれぞれの道でたくさん活躍をされているので、淋しさを感じることも少なく笑顔で日々を過ごせています。

もちろんあの日を思い出すと今もまだ切ないけれど、この1年で、それまでもこれ以上ないってくらい好きだ!!!!と思っていたV6のことを何倍も好きになれていることが嬉しい。

かっこいい!とかかわいい!!だけじゃなく、暖かくて優しくて、見ていると安心するのがV6の魅力だと思っているし、それに気づけた自分を褒め称えたい。

その時に出来る最善の策を6人で探しながら26年走り続けた男たちを、たった4年だけでも追いかけることが出来たことは私の人生においてかけがえのない時間になりました。

今一番想うことは、V6のファンとして恥じないような生き方をしたいということと、V6のような人に安心感を与えられる人間になりたいということ。

やっぱり私にとって6人の存在は人生の指針となるもので、それはこれからも変わらない。V6のおかげで今日も私は生きています。人生に彩りを与えてくれてありがとう。これからもずっとずっと、かけがえのない存在です。